国産名車 昭和を駆け抜けた日本のスポーツカー
定価 2,241円(本体 2,037円)

1980~90年代の国産スポーツカーを網羅
当時の資料と写真で再編集した永久保存版

《掲載車種》
〇1960-1965
・プリンス スカイラインスポーツ
・ホンダ S600
・いすゞ ベレット 1600GT
・日野 コンテッサ 1300クーペ
・プリンス スカイライン 2000GT(S54型)
・トヨタ スポーツ 800
・日産 シルビア(CSP311型)
・ダイハツ コンパーノスパイダー
・トヨタ パプリカ コンバーチブル
 
〇1966-1970
・ホンダ S800/S800M
・ダットサン フェアレディ 2000
・トヨタ 2000GT
・マツダ コスモ スポーツ
・トヨタ 1600GT
・ダットサン ブルーバード 1600 SSS
・スバル 1000 スポーツセダン
・ダットサン サニー クーペ 1000
・マツダ ファミリア ロータリークーペ
・ホンダ N360
・スズキ フロンテSS
・スバル 360 ヤングSS
・いすゞ 117クーペ
・トヨペット コロナ マークⅡ GSS
・ホンダ 1300 99S
・日産 スカイライン 2000GT-R
・いすゞ ベレット 1600GTR
・日産 フェアレディZ432
・マツダ ルーチェ ロータリークーペ
・ダットサン サニー クーペ 1200GX
・日産 ローレル HT 2000GX
・ダイハツ フェロー MAX SS
・ホンダ Z
・トヨタ セリカ 1600GT
・三菱 ギャラン GTO MR
 
〇1971-1975
・トヨタ カリーナ 1600GT
・三菱 ミニカスキッパー GT
・スズキ フロンテクーペ GX
・マツダ カペラ ロータリークーペ GS
・日産 フェアレディ 240ZG
・トヨタ カローラ レビン 1600
・日産 ローレル HT 2000SGX
・スバル レオーネ クーペ 1400RX
・マツダ サバンナ GT
・日産 スカイライン HT 2000GT-R(KPGC110型)
・三菱 ギャラン GTO 2000GSR
・日産 バイオレット HT 1600 SSS
・日産 チェリークーペ 1200 X-1 R
・三菱 ギャラン FTO 1600GSR
・トヨタ セリカ LB 2000GT(RA25型)
・トヨタ スターレット クーペ 1200ST
・トヨタ コロナ 2000GT
・日産 ブルーバードU HT 2000GTX
・三菱 ランサー 1600GSR
・トヨタ スプリンター クーペ 1600 トレノGT(TE47型)
・ホンダ シビック 1200RS
・三菱 ランサーセレステ 1600GSR
・マツダ コスモ AP リミテッド
 
〇1976-1980
・トヨタ セリカ クーペ 2000GT
・三菱 ギャランΛ 2000GSR
・トヨタ スターレット 1300 3ドアS
・マツダ サバンナ RX-7
・トヨタ セリカXX 2600G
・ホンダ プレリュード XR
・日産 フェアレディ 280Z-T 2by2
・日産 シルビア 2000 ZSE-X(S110型)
・トヨタ カローラ レビン(TE71型)
・三菱 ミラージュ 1600GT
・ホンダ シビック 1500CX
・いすゞ ジェミニ ZZ
・日産 セドリック ターボS
・日産 スカイライン 2000 ターボGT-E・S
・日産 ブルーバード SSSターボ
・日産 レパード 280X SF-L
・マツダ ファミリア ハッチバック 1500XG
 
〇1981-1985
・トヨタ ソアラ 2800GT
・いすゞ ピアッツァ XE
・トヨタ セリカXX 2800 GT
・日産 スカイライン 2000 RS
・三菱 ランサーEX 1800GTターボ
・三菱 コルディア 1600GSR-Sターボ
・トヨタ セリカ 1800GT-T
・マツダ コスモ 2ドアHT ロータリーターボ
・ホンダ シティ ターボ
・日産 パルサーEXA ターボ
・三菱 スタリオン ターボ GSR-II
・ホンダ バラードスポーツCR-X 1.5i
・日産 フェアレディZ 300ZX
・トヨタ カローラレビン 1600GT APEX(AE86型)
・トヨタ MR2
・マツダ ファミリア 4WD DOHCターボGT-X
・スバル アルシオーネ VRターボ
・マツダ サバンナ RX-7
 
〇1986-1988
・トヨタ ソアラ 3.0GTリミテッド
・トヨタ スターレット ターボ
・トヨタ スープラ 3.0GTターボ
・日産 スカイライン 2ドアスポーツ クーペ GTS
・日産 サニー RZ-1 ニスモ
・日産 エクサ クーペ
・トヨタ セリカ GT-FOUR
・ダイハツ シャレード 3ドアHB GTti
・スズキ アルトワークス RS-X
・トヨタ カローラレビン GT-Z(AE92型)
・ホンダ CR-X Si
・ホンダ シビック 3ドア Si
・いすゞ ジェミニZZ ハンドリングbyロータス
・三菱 ギャラン VR-4
・日産 シルビア(S13型)
 
 
<編集部より>
 この文章を書いている2017年夏時点で日本の旧車が、とくに80~90年代の国産スポーツカーがブームになっています。つい10年位前ならば、普通の中古車として二束三文で中古車販売店に並んでいたようなクルマが、20~30年落ちとなった今ではかなりの高額で取り引きされているのです。しかもこの現象は、日本国内だけでなく海外でも同じで、アメリカではオークションにかけられたトヨタ2000GTが約100万ドル(1億円)で落札されたり、R32スカイラインGT-Rの取引額が10万ドル(1,000万円)以上になっていたり…。さらに2015年頃からはアジアでも日本の旧型スポーツカーが大人気のようです。日本人のみならず、外国の人々も魅了する日本の旧車たち。こうしたクルマの姿を見たいと思っても、その機会は時が経てば経つほど減っていきます。クルマが走るには複雑なシステムの維持が必要で、しかもこれが簡単ではないうえにお金もかかります。また、保管場所が屋根付きのガレージであっても外装は徐々に劣化していきます。さらにクルマはそのサイズゆえに持て余してしまう…。こういった事情により、よほどの覚悟がなければ旧車を維持し保有し続けることは難しく、多くの人は古いクルマを処分して乗り換えるという選択をする。こうして古いクルマがどんどん数を減らす一方で、さらに先述のように海外への流出が追い打ちをかけ、ますます旧車に触れる機会は減っていくというのが現状なのです。このように目にすることが減ってしまった旧車の姿を、そのデータをなんとかカタチにして、そのクルマがこの世に存在していたことを記したい。そんな気持ちで、今回は“昭和”に販売された国産スポーツカーを厳選してこの本を編みました。写真は古いものでは半世紀も前のもので、フィルムの退色や変色が始まっていたり、当時の資料も断片的にしか残っていなかったりと、記録としても消えかかっていました。そんなクルマたちの姿を、出来る限りのことをして紙の上で蘇らせたつもりです。そして、この本は「そうだったんだぁ」「こんなスペックだったんだ」と確認できる資料として使うことも、単純に「あぁ、懐かしい…」と感慨にふけることもできる本に仕上げたつもりです。各々、お楽しみいただければ幸いです。
 最後に、編集に携わった方々、これまでに取材活動をしてきたモーターマガジン社の先輩方、そして何よりも、この本を手にとってくれたクルマを愛する皆さまに心より感謝いたします。

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