日本のバイク遺産 カタナ伝
定価 2,037円(本体 1,852円)

《永久保存版》スズキの名車「カタナ」集大成
カタナの歴史ほか、「Bikers Station」再収録

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《CONTENTS》
〇巻頭グラフ:歴代のカタナを見る
 
〇カタナはどのようにして生まれたのか
「カタナの誕生を語る、ふたりの重要人物」
 
〇詳細解説
・1982 GS1000S(SZ)US Model
・1984 GSX1100S(SE)
・2000 GSX1100S(SY) Final Edition
 
〇コラム:GSX1100Sカタナが生み出された時代
 
〇1台の1000と4台の1100を1/12写真で観察
 
〇年表で見るカタナの歴代モデル
 
◯KATANA各車の主要諸元+仕様表
 
〇カタナのスペシャリスト
ユニコーンジャパンの池田さんに聞く
「各タイプの乗り味差とその理由」
 
〇カタナの空冷並列4気筒とシャシーを知る
Part1: Engine
Part2: Chassis
 
〇RACING KATANA
「実は短命に終わったAMAスーパーバイクレーサー」
・1994 GSX1100S NK-1 RACER
・YOSHIMURA KATANA 1135R
・2017 GSX1100S「ENDURANCE REGEND」Version
 
〇EXTRA CONCEPT
「2005 STRATOSPHERE」
 
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本書は1982年にスズキが送り出した名車、カタナシリーズをまとめたものだ。記事は「バイカーズステーション」2016年5~7月号を中心にしたが、月刊「オートバイ」や「東本昌平RIDE」で取材したものを織り交ぜた上、新規素材も収録。
また、可能なかぎり写真を大きくすることで、目から得られる情報量を増やしている。
 
◆バイカーズステーション編集長 佐藤康郎◆
 1100カタナの造形が、130年に近いオートバイ史の中にあって、光り輝くレジェンドであるのは論を待たない。加えて、よく整備された車両なら、今日乗っても実に心地よい。
 オートバイを走らせて得られる喜びは、車両が新しければ必ず大きいというものではない。もしそうなら、旧車趣味は成立しまい
 スズキの1100カタナは、オートバイ好きの目にも肉体にも大いなる感動を与えてくれる名車なのだ。つまり、私はカタナが好きであって、同車の記事を山のように作ってきた。しかし、編集に際して、特に近年、月刊誌ではできにくいあることが気になってきた。
 限られたページ数と情報量を天秤にかけると、むやみに写真を大きくすることができなくなる。ここで相当に悩むわけである。
 しかし、このムックは違う。本書の指揮官であるモーターマガジン社編集局長・岡本さんと相談しての結論その1は、写真をできるだけ大きく使う…だった。もちろん、大判の画像から得られる情報量を重視してのことだ。
 もうひとつは、バイカーズステーションの記事をまとめるだけではなく、オートバイとRIDEでの取材および、モーターマガジン社に眠っていた未発表の素材を加えることによって、多くのカタナファンに満足していただける一冊にしようという方針だ。岡本編集局長と私にとって、入魂のムックなのである。

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